中野さつき

食べにくさの基本

ごはん・パン・麺が食べにくくなったとき

おかずは食べている。でも、ごはんが進まない。パンを出したら、口に入れたまま止まってしまった。うどんは、すすったときにむせた。主食は、毎食必ず出るものです。ここが食べにくくなると、一日の摂取量がまとめて落ちます。そして主食は、おかずと違って「...
体調と安全

水分が摂れていないと感じたとき、家庭でできること

食事は少しずつ食べている。でも、水分をあまり飲んでいない気がする。コップに注いだ麦茶が、夕方までそのまま残っている。声をかけると一口だけ飲む。それで終わる。高齢の方の水分不足は、家族が最初に気づきにくい問題です。食べた量は皿を見れば分かりま...
体調と安全

食事に時間がかかるようになったとき

以前は20分で終わっていた食事が、40分かかるようになった。量が減ったわけではないのに、時間だけが延びていく。そして食べ終わる頃には、本人も家族も疲れている。この記事では、食事に時間がかかるようになったときに何が起きているか、そしてどう向き...
退院と入院

退院した親の食事、最初の1週間で決めること

退院の日は、慌ただしく過ぎます。書類を受け取り、薬の説明を聞き、次の通院日を確認する。そして家に帰ってから、最初の食事の時間が来ます。病院では毎食、その人に合った形で出てきていました。それが今日から、自分たちの手に移ります。この記事では、最...
市販品・宅配

介護食の宅配、どう選ぶか

<small>※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。</small>全部を手作りする必要はありません。これは、ここまでの記事で調理の工夫を書いてきた私が、はっきりお伝えしたいことです。介護は期間が読めません。最初から全力で作ると、続きま...
食べにくさの基本

「とりあえず刻む」の前に知ってほしいこと

親が食べにくそうにしている。そう感じたとき、多くの家庭がまず手に取るのは包丁です。小さく刻めば食べやすくなるはず。飲み込みやすくなるはず。その気持ちはとてもよく分かります。でも、刻むことで、かえって食べにくくなる場合があります。これは調理の...
とろみ・調理の技術

とろみ剤の選び方と、ダマにならないつけ方

飲み込みが心配になってきたとき、多くの家庭が最初に手を出すのが「とろみ剤」です。薬局でもネットでも買えますし、混ぜるだけで使えます。ただ、実際に使ってみると、思ったようにいかないことが多い。ダマになる。時間が経つと固まりすぎる。飲み物によっ...
とろみ・調理の技術

出汁とあんかけ ── 和食の技術でまとまりを作る

食べにくくなった人の食事で、いちばん問題になるのは「まとまらないこと」です。噛み砕いたものが口の中でバラバラになり、ひとつにまとめられない。だから飲み込めない。刻み食が難しくなるのも、この理由でした。では、どうやってまとめるのか。その答えを...
食べにくさの基本

家庭でやわらかくする5つの方法と、向き不向き

「やわらかくすればいい」と言われても、実際にどうすればいいのか。煮る時間を延ばせばいいのか。圧力鍋を買うべきか。ネットで見た酵素の話は本当なのか。方法はいくつもありますが、それぞれ効くものと効かないものがあります。 何にでも効く万能な方法は...
味と献立

「味がしない」と言われたとき ── 減塩と美味しさの両立

医師から塩分を控えるように言われた。その通りに作った。そうしたら、親から「味がしない」と言われた。食べてもらえなければ意味がないのに、塩を足すわけにもいかない。この板挟みは、減塩を始めた家庭がほぼ全員ぶつかる壁です。でも、料理の世界から見る...