中野さつき

退院と入院

退院が決まったら ── 食事のことは、自分から聞かないと出てきません

退院が決まると、家族は急に忙しくなります。手続き、送迎、家の準備。食事のことは、だいたい後回しになります。でも、退院後、最初の1週間で書いたとおり、家に帰った最初の1週間がいちばん大変です。 その準備は、退院する前にしかできません。この記事...
退院と入院

転院・施設に移るとき、食事のことはどう引き継がれるのか

退院して家に帰るのではなく、別の病院や施設へ移る。このとき、食事のことがどう引き継がれるかを知っている家族は、ほとんどいません。私は、送り出す側にも、受け入れる側にもいました。 その両方から書きます。看護サマリーという書類があります転院や施...
退院と入院

食べられるように戻っていく順番 ── ICUから病棟へ

家族が集中治療室(ICU)に入っているとき、聞きたくなることがあります。「いつから、ごはんを食べられるようになりますか」食べられないあいだは、点滴や管で栄養が入っています。それは分かっている。でも、口から食べられるようになったら、ひとつ山を...
市販品・宅配

食事の道具 ── 買う前に、今あるもので試せます

食べにくそうにしている。でも、食事の中身は変えたくない。そういうとき、先に見るべきものがあります。道具です。食事の姿勢と環境で、姿勢の話を書きました。この記事は、その続きです。作る前にできることが、まだ残っています。なぜ道具から見るのか食べ...
市販品・宅配

「舌でつぶせる」と「歯ぐきでつぶせる」── 一段階違うと、実物はどう違うのか

介護食のパッケージには、やわらかさの区分が書かれています。容易にかめる歯ぐきでつぶせる舌でつぶせるかまなくてよいこの4段階です。市販の介護食、どう選ぶかで、この表示の見方を書きました。ただ、表示を読めるようになっても、まだ分からないことがあ...
退院と入院

病院食は、なぜあの形なのか

「病院のごはん、おいしくないよね」入院した家族から、そう言われたことがあるかもしれません。それは、そのとおりです。 病院の食事は、おいしさを最優先には作られていません。ただ、あの形には理由があります。そして理由が分かると、家に帰ってから何を...
体調と安全

熱が出た日、食欲がない日の食事

今日は熱がある。食欲もない。そういう日に、何を出せばいいのか。無理にでも食べさせたほうがいいのか。食べないまま寝かせていいのか。判断に迷う場面だと思います。この記事では、体調を崩した日の食事の考え方を書きます。最初に ── 受診の判断が先で...
体調と安全

むせたとき、どうするか ── 見分けと、やってはいけないこと

食事中に、親がむせた。咳き込んで、苦しそうにしている。背中をさすったほうがいいのか。水を飲ませたほうがいいのか。こういうとき、その場で何をするかより先に、見分けなければいけないことがあります。この記事では、むせと、詰まりの違いを書きます。先...
家族のこと

食事のことを、どう本人に伝えるか

とろみをつけた。刻んだ。形を変えた。すべて、本人のためにやったことです。それなのに、怒られた。機嫌が悪くなった。食べてくれなくなった。心当たりがあるなら、問題は料理ではなく、伝え方かもしれません。この記事は、何をするかではなく、どう伝えるか...
退院と入院

入院中に、家族ができること(食事のこと)

親が入院した。食事は病院がやってくれている。だから、家族にできることはない。そう思われがちですが、入院中こそ、できることがあります。そして、入院中にしかできないこともあります。病院には、その人の食事についての情報が、いちばん揃っているからで...